科学はすべてを

栄養学に興味があるリノセウスです。科学について勉強したことや気になったことを書いていきます。雑記も書きます。

科学雑誌レビュー:Newton、日経サイエンス

こんにちは、リノセウスです。

今回は最近読んだ科学雑誌「Newton」と「日経サイエンス」についてのレビューです。

どちらも1冊ずつしか読んでいないのでNewton初心者、サイエンス初心者が読んだ感想としてお読みいただければと思います。

 

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まずはNewton。赤い背景が特徴の月刊雑誌です。科学雑誌を買うのは初めてで、買いだしたらキリがないんじゃないかなと思っていたのですが、まるごと中高理科という題に惹かれて即座に買いました。理科が大好きなんですよね。

内容としては、表紙にも書かれている通り物理、化学、生物、地学の重要そうな箇所を現行の学習指導要領に沿っておいしいとこどりしている感じです。私は化学と生物しか学習していなかったのですが、物理や地学も大変わかりやすく説明されていました。物理には興味があったのでとても勉強になりました。高校物理は大きく分けて運動、波、電気と磁気、原子に分類されているようです。

この雑誌の特徴は多すぎるほどの図解、イラスト、写真を載せており、パラパラとめくるだけで楽しかったです。誌面のほとんどが鮮やかで視覚的にも楽しめました。文章だけだとわかりづらい表現も図解だとすぐに理解できてよいですね。文章も平易で素人にはとてもわかりやすかったです。

 

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次に日経サイエンス。緑の背景が特徴の月刊雑誌です。こちらは2番目に買いました。Scientific American誌の日本版ということで、どうやら外国の科学雑誌を日本語に訳したものだそうです。大変そう...

「真実」とは何か?という怪しさいっぱいの表題ですが、物理学や脳科学などの観点から物の本質を説明した内容になっています。例えば、我々はある物を見るとき、物が反射した「光」を見ているのであって直接物を見ているわけではない、ということや、とあるドレスは白と金色に見える人と青と黒色に見える人がいるように知覚は人それぞれ異なるので客観的事実ではない、といった内容でした。

この雑誌の特徴はとにかく文章が多く、最新の研究なども紹介されており詳しく説明されていました。私の勉強不足が故なのでしょうが、やや言い回しが難しかったように感じます。一つの文章を理解するのに何度か読み直すこともありました。もちろん一般向けの科学雑誌なので、専門用語などは少なかったです。

 

初めて読んだ科学雑誌ですが、2冊ともとても面白かったです。また面白そうな特集があれば買うかもしれません。

なお、この紹介は個人の感想です。購入の参考になれば幸いです。それではこの辺で。

 

2020.11.10